ルール

ゴールとは?得点になるのゴールラインを超えたとき。サッカーのゴールについて確認しよう。

サッカーで一番盛り上がるシーンと言えばやっぱりゴールが決まった時ですが、相手も全力でそれを阻止するのでいつでも綺麗なシュートが決まるとも限りません。

それでもゴールが認められることもあればノーゴールの判定となってしまうケースもあるので、慣れてない人からすると分かりにくい部分もあります。

しろちゃん
今回はサッカーのゴールに関するルールをご紹介します。

ゴールの基本ルール

サッカーゴールにはゴールラインと呼ばれる線が引いてあります。

ゴール前のゴールラインをボールが完全に通り過ぎればゴールとして認められます。

ゴールラインの太さは12cmと決められていてそこを一度でも通過すればゴールになるため、ゴールネットは揺れていなくてもまったく関係ありません。

ネットが揺れるとなんだか「ゴールしたな」という感じもしますが、実はあれはあくまでも遠くからでもわかりやすくするための目安でしかないのです。

ゴールポストはゴールじゃない

 

サッカーゴールはゴールポストと呼ばれるポールで囲まれていますが、ゴールポストに当たってもゴールにはなりません。

先ほどご説明した通りゴールはあくまでもラインを超えた時ですので悔しいですがノーゴールです。

もちろんゴールポストに当たってから入った時はゴールとして扱われますよ。

こんな時はゴールになるの?

サッカーでは様々なことが起こりますのでそのシチュエーションに合わせたルールもちゃんと決められています。

特にゴール前はドラマが起こりやすいので「これってゴール?」と気になるシーンいついてお答えします。

ボールがゴールラインから戻ってきたら?

ボールがゴールラインを越えたらゴールと説明しましたが、守備の選手がゴールラインを越えてからクリア(前にボールを蹴ってゴールから遠ざけること)をすることもよくあります。

思わず「ナイスディフェンス!」と叫びたいところですが、残念ながらゴールラインを越えてからクリアしてももう間に合いません。

ゴールラインを越えてから変な回転が掛かってボールが勝手に戻ることもありますがもちろんそれもゴールです。

キーパーがキャッチしたとしてもそれがゴールラインの中であればゴールになってしまうのでご注意です。

逆に言えばボールがゴールラインを越えなければセーフですのでゴールラインの上でボールが止まっていればそれはノーゴールです。

1回でもゴールラインを越えたら得点になります。
しろちゃん

相手の選手がゴールに入れた場合

守備の選手が守ろうとしたときにミスや予想外に身体に当たって自分のチームのゴールに入れてしまうことが時々あります。

キーパーにパスをしようしたら間違って強く蹴り過ぎたりしてそのままゴールに入ったりもあるのですが、こうした自分のチームのゴールに入れることを「オウンゴール」と言います。

オウンゴールはもちろん相手の得点になってしまいますので精神的にもショッキングな失点ですね。
しろちゃん

ちなみに攻撃の選手が打ったシュートが守備の選手に当たって方向が変ってゴールに入ることもありますが、記録上はこれはシュートを打った選手のゴールになります。

ゴールする前にファウルをされたら

ゴール前は守る方も必死ですので思わずファウルをしてしまうこともありますが、もし守備側のファウルがあってもそのままゴールに入ったのであればそれはゴールとして認められます。

それはサッカーにはアドバンテージというルールがあって、そのまま止めない方が攻撃側に有利であれば試合を止めず流されることになっているからです。

ただしアドバンテージは審判の判断に左右されるので、もしもボールがゴールラインを越える前に審判が笛を吹いてしまってファウルを認めたらばそれはノーゴールになってしまいます。

見極めは難しいですが審判を担当する時は迂闊に笛を吹かないように気をつけてくださいね。

ゴールをする前に反則があったら

反対に攻撃側が反則をしてしまった場合はもちろんノーゴールになってしまいます。

攻撃側がしてしまう反則と言えば手でボールを扱ってしまうハンドや勢い余ってキーパーにぶつかってしまい、ファウルを取られてしまいます

でもズルしてゴールが決まっても嬉しくないから無効でも別に構わないですよね。
しろちゃん

反則というほど悪質ではないですがオフサイドも試合中によく見られます。

ゴール前のギリギリのところですと審判の笛が遅れて鳴る前にゴールしてしまいますが、笛が遅れたとしてもオフサイドはオフサイドですのでゴールは取り消しです。

せっかく盛り上がってもぬか喜びになっちゃいますね。

審判の誤審が出やすいゴールシーン

ゴールが認められるかどうかのシーンについてご説明しましたがこれ以外にもいろいろなパターンがあるのでかなり審判泣かせと言えます。

審判をする時には細心の注意を図って欲しいですし、選手の立場としても審判の判定を尊重する気持ちが大切です。

あおくん
誤審が起こりやすいので要注意

ゴール前は選手が密集していて動きも激しいので審判にも見極めが難しく誤審も起こりやすいです。

オフサイドの見逃しや本当はゴールラインを越えているのにノーゴール判定してしまったりということはプロの試合でもよくあることです。

審判を担当する時にはボールが見える位置にいることや、わかなかった時には横から見ている副審に確認をして極力ミスを減らすことが大事です。

しろちゃん
誤審により不利な判定を受けてしまうことはありますが、観戦者が審判のクレームを口にするのはNGです。

プロには最新テクノロジーVARがある

ゴールは試合の勝敗に直結しますのでプロの世界では最新テクノロジーで誤審を減らすように努力が成されています。

ボールの中に特殊なチップを埋め込み、サッカーゴールの上部のバーにあるセンサーで判断するゴールラインテクノロジーやビデオ判定のVARがそれに当たります。

とは言え子供の大会などでは縁のないものですので誤審もサッカーの内という心構えをしておきましょう。

まとめ

サッカーにおいてゴールはとても重大な場面ですのでその判定も重要になってきます。

ルールを知っておかないといざという時に判断を間違ってしまうこともありますので応援するにも選手としてプレーをするにもしっかりと把握しておきましょう。

 

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