サッカーの試合では反則行為をした場合に『イエローカード』や『レッドカード』が出される場合があります。
試合中に主審が選手に向けて赤色または黄色のカードを示しているを見たことがある方も多いではありませんか?
試合中にできれば見たくないこの2つのカード。
どんな意味なのか?どんな時に出るのかなど詳しく見ていきましょう。
イエローカードとレッドカードは悪質ファウルに出される警告!
イエローカードとレッドカードはどちらも悪質なファウルをした場合などに警告をするために出されるカードです。


試合中はプレイヤーは必死プレイをしているので、どうしても選手同士で接触をしたりしてしまいます。
でも、相手に怪我を負わせてしまうようなプレイなどにはイエローカードやレッドカードが出されます。
イエローカードはどんな時に出る?何枚までOK?
イエローカードは非紳士的行為を行った選手に警告として主審から出されます。
イエローカードを2回提示された選手は退場です。

イエローカードを2枚提示された選手の代わりに、選手補充をすることはできません。
11人でプレイをしている試合でイエローカードを2枚提示された選手がいるとそれ以降は10人でプレイをしなければいけません。
イエローカードが提示される行為
イエローカードが提示される『非紳士的行為』を具体的に確認していきましょう。
イエローカードがでるファウル(例)
- 相手選手の足を目掛けてスライディング
- 意図的にプレーの再開を遅らせる(ボールを渡さなかったり、遠くに蹴ってしまったり)
- ゴールを決めたりした時にユニフォームを脱いでしまう。
- 主審や相手選手に暴言や執拗な異議を示した場合


イエローカードの枚数は?累積される場合も
イエローカードは一人の選手に対し1試合で2枚目が提示されると、その後レッドカードが提示され退場となります。


1試合でイエローカードが2枚でるとほとんどの場合、次の試合は出場できません。
ただし、大会要項によるためこの限りではありません。
Jリーグでのイエローカード事情
J リーグではイエローカードがリーグ戦期間中累積4枚になると次の試合には出場できません。
更に4枚累積すると次の2試合が出場できなくなります。
メモ
イエローカードが累積されるので、イエローカードが累積4枚となった選手は次の試合に出場できませんが、ほかの選手を入れて11人で試合をすることができます。
レッドカードはどんな時に出る?何枚までOK?
レッドカードは悪質な行為を行った選手を退場させるために提示されるカードです。

レッドカードを提示された選手の代わりに、選手補充をすることはできません。
11人でプレイをしている試合でレッドカードで退場をした選手がいるとそれ以降は10人でプレイをしなければいけません。
レッドカードが提示される行為
レッドカードが提示される『悪質な行為』を具体的に確認していきましょう。
レッドカードがでるファウル(例)
- 相手選手が大怪我をしそうなスライディング(スパイクの裏を見せながら)
- 選手につばを吐いた
- フィールドプレイヤーが相手チームのゴールになりそうなシュート等を手を出して防いだりした場合
- ゴールキーパーがペナルティーエリアの外で相手フィールドプレーヤーを手を使ってファールした場合

レッドカードの枚数は?累積される場合も
レッドカードは1枚提示されると即退場です。
レッドカードが累積されるかどうかはイエローカード同様に大会により異なります。
Jリーグでのレッドカード事情
Jリーグではレッドカードを提示された次の試合や、あまりにも悪質と判断された場合は数試合の出場停止になります。
相手選手やコーチに殴りかかって6試合の出場停止を受けて、その後チームと契約解除になったケースがあります。
ポイント
Jリーグのレッドカード、イエローカードが出た後の対応は反則内容などによって異なります。
レッドカードやイエローカードがでないように!
イエローカードやレッドカードは、試合に出れないだけでなく少ない人数で試合に臨まなければいけなくなります。
主審もイエローカードを出す前に、次に似たような反則をしたらイエローカードを出しますよと言って試合を進行していく事が多いです。
特に小学生や中学生など子どもの試合の場合は、子ども自身が無我夢中でプレイをしてしまう場合があるので何度も主審が口頭で警告をしている場合があります。
それでも改善されない場合には、イエローカードが出されてしまします。
サッカーではフェアプレー、相手選手リスペクトすることが大切です。
プレイをする選手だけでなく観戦する場合もフェアプレーでいきましょう!
