サッカーをしていると怪我を引き起こしたり体調不良になることもあります。
意外と多いのは『鼻血』です。
『鼻血』が出る原因や対処用法などを確認しておきましょう。

サッカーで鼻血が出るときってどんな時?
サッカーのプレイ中に鼻自が出るタイミングはこんな時です
人とぶつかる
サッカーをしているときに目線はボールやゴールを注目してみますが、人がいることに気づかないで人とぶつかることがあります。
人とぶつかる力によっては鼻血が出てしまうこともよくあります。
また競り合いになったときに、手や肘など体の一部が鼻に当たってしまい鼻血がでてしまうこともあります。
ボールがぶつかる
サッカーのボールはいつも低い位置にあるとは限りません。
飛んできたボールをうまく受けることができなかった場合は顔にぶつかり鼻血がでることもあります。
年齢が上がるにつれてボールのスピードは強くなり、体に当たった時の衝撃は大きくなります。場合によっては大量出血になることや、脳震盪、嘔吐などを伴うこともあります。
場合によっては救急搬送が必要な場合もあります。
のぼせる
体質によってはのぼせによる鼻血がでる場合もあります。
プレイすることで体が温まった結果、あるいは気温が高い中でのプレイの場合のぼせて鼻血が出る場合もあります。

サッカーでの怪我 鼻血の対処方法
サッカープレイ中に出た鼻血だけでなく、鼻血が出たらティッシュを突っ込む。
という処置をする方も多いのですが、これはあまりお勧めができません。
確かに流れてくる血をせき止めるという点では良いのですが、ティッシュを鼻から取る時に血が止まったことでできたカサブタがはがれてしまい、また血が出てしまうのです。
対処する方法としては、まず小鼻を軽く手でつまみ、顔を少しだけ下に傾けます。

この後鼻血が酷い場合は眉間を冷やし安静にさせましょう。
顔を上にあげすぎているといつまでも口の中に血が溜まりやすくなるし、逆に下を向きすぎていると鼻血が沢山鼻から出てしまうため、程よい姿勢が必要です。
首や背中を叩いて鼻血を減らす方法もよくないため気を付ける必要があります。
サッカーは鼻だけではなく頭や顔にボールがぶつかることもあります。頭や顔にぶつかっても鼻血が流れてくることもあります。
こうしたときに鼻血を止めて傷を治療し冷やすことが先決です。
鼻から出る鼻血には鼻の傷による鼻血からの出血もあるし、鼻以外のところからトラブルがある鼻血の出血も考えられるので状況に応じて適切な対応が必要です。
試合中に出た鼻血、試合はどうなるの?
試合中に鼻血が出た場合には、選手交代をして落ち着くまで安静にします。
鼻血が止まれば再度試合に出ることは可能です。
処置により試合の進行がストップしてしまった場合にはアディショナルタイムに加算されます。
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サッカーで鼻血が出た時の対処まとめ
サッカーをしている限り鼻血はいつ起こるか分かりません。
特にプレイ中は人にぶつかりやすく、鼻血やケガを恐れていては良いプレイはできませんよね。
もちろん、できる限りの回避は必要ですし、プレイヤー同士怪我をしないさせないスポーツマンシップも大切です。
鼻血が出た時の対処方法などを確認し、いざというときに備えておきましょう。
選手はもちろん、試合や練習観戦中でもボールの動きには注意です!急に飛んできたボールに当たると、ボールを意識していた時よりも衝撃が強くなります。
鼻血だけでなく、思わぬ怪我の原因になります!